里山の豊かな自然が育てる、やさしい風味

森のシェーブル館のある水戸市森林公園は、里山の豊かな自然が広がる静かなところです。ゆっくりと時間がながれ四季のたしかな移ろいを感じることができる環境は、チーズにおだやかでやさしい風味をもたらしてくれています。

山羊乳と牛乳

ナチュラルチーズの原材料は、乳と食塩のみ。おいしいチーズをつくるためには、乳の品質が最重要であることは言うまでもありません。乳をとる酪農家の方々に感謝しながら、日々チーズづくりに励んでいます。

●山羊乳
長野県の自然豊かな環境で育った山羊の乳を使用しています。
全国的にも希少な山羊乳は、扱いが難しい原料ですが、風味を損なわないように取扱い、加工しています。

●牛乳
茨城県産の新鮮な生乳を使用しています。 安心安全な地元の牛乳を使うことで茨城の畜産業の活性に貢献するとともに、地産地消をすすめています。

受け継がれる手しごと

森のシェーブル館には、30年以上の経験をもつ職人が、熟練の感覚で温度や発酵の変化を見極めながらチーズづくりに取り組んでいます。長年磨かれ続けた手づくりの精神と技術を次の世代に引き継ぐべく、みんなでいっしょになって励んでいます。

チーズづくりの工程

森のシェーブル館の工房では、最新の設備と手しごとを組み合わせ、ていねいな工程でチーズを仕上げています。

  • 1

    検査
    受け入れた生乳の状態を確認し、品質をチェックします。
  • 2

    殺菌
    生乳を加熱し、パステライザーで殺菌処理を行います。
  • 3

    乳酸菌・レンネット等の添加
    チーズづくりに必要な乳酸菌やレンネットを加え、凝固の状態を見守りながらゆっくり進めていきます。
  • 4

    カッティング
    固まったカード(凝乳)を細かく切り、水分量を調整します。
  • 5

    型づめ
    カットしたカードを型に詰め、自然に水分を抜きます。
  • 6

    整形・塩づけ
    形を整え、チーズの味を決める重要な工程である塩づけを行います。
  • 7

    熟成
    チーズに合わせた温度・湿度で熟成させます。
    2023年に新設した熟成庫は4室あり、種類ごとに最適な環境で熟成が可能になりました。
  • 8

    完成
    状態を見極めて仕上げを行い、丁寧に包装してお届けします。

世界にはばたく品質を

長年磨き続けた技術は、国内外のコンテストでも高く評価されています。

2024年の「World Cheese Awards」では、カチョカヴァロが銅賞を受賞しました。 ほかにも、ALL JAPANナチュラルチーズコンテストとJAPAN Cheese Awardsにおいて、多くの受賞歴があり、森のシェーブル館の乳製品の品質の高さを裏付けています。

水戸生まれ水戸育ち、これからも地域とともに、さらに全国へ

水戸に新しい食文化を発信したいとスタートしてから30年以上、地域の皆様に支えられながら歩んできました。今では、水戸の多くの方々に、森のシェーブル館といえば山羊乳チーズと認めていただいており、シーズン限定のシェーブルを楽しみに待っていてくれる方も年々増えています。また、幼い頃に食べたチーズやソフトクリームを、大人になって家族といっしょに味わいにご来店される方も増えています。これからもご愛顧いただけるよう、おいしいチーズをつくり続けていきます。 2025年、オンラインショップを開設しました。「水戸の味」「水戸の特産品」を全国の方々に届けてまいります。